スマートフォン版表示

2016年度 参加企業の声  株式会社山一地所

教育元年!人間力を高めて誰もが働き甲斐ある職場に

渡部 志朗 氏
代表取締役会長

 創業42年を迎える当社では、現在約40名の女性が働いており、きめ細やかな応対が多様なお客様に安心感を与えています。このような女性の活躍を一層強くするため、女性新入社員の悩みや相談を先輩女性社員がフォローするエルダー制度などの新システムを導入し、女性たちのモチベーションがあがる職場の雰囲気をつくりだしています。

 6年ほど前から当社では、全社員の意見を集約して『夢を実現するための実践50ヶ条』を作成し、達成に努めています。2期生は、この実践項目に含まれる活動として、トレーニングで学んだ「多様なリーダー」の可視化を社内イベント時に実現させました。参加者を4~5人のグループに分ける際、あえて普段はリーダー役を担うことのない“女性、事務職、社歴が浅い社員”を指名し、誰もがリーダーとして活躍できることを証明しました。参加者は、「機会さえあればそれぞれが自分の持ち味を活かしてリーダーシップを発揮できる」ことを実感し、達成感を得たと語ります。

 当社は今年度を「教育元年」と定めて、改めて社員の人間力や人間性を高める教育に注力しています。独自の教育プログラムで年間スケジュールを組み、他社との差別化を図ります。社員が思いやり合うことで、働き甲斐のある職場となり、お客様への思いやりに繋げていきます。

仙台女性リーダー・トレーニング・
プログラム

受講者
Y.Tさん
リーダーとしての「軸」
成果や感情を共有する
受講しての成果
私の特質として、「自我」があります。自我の特性としては、中途半端を好まず、仕事を人生そのものとし、他人から評価され続けたいという点が挙げられます。「私たち」で成し遂げた成果は、ひとりでの結果よりも何倍も価値があり、ダイナミックな感情が湧きあがるはずです。そのことをイメージして、メンバーとの成果や感情を共有すること、をリーダーとして大切にしていきます。

取材日2017年2月27日

問い合わせ

公益財団法人せんだい男女共同参画財団 エル・ソーラ仙台 管理事業課
電話番号:022-268-8044

【主催】仙台市・公益財団法人せんだい男女共同参画財団
【後援】一般社団法人仙台経済同友会 一般社団法人宮城県経営者協会 株式会社七十七銀行 
株式会社日本政策金融公庫仙台支店 仙台商工会議所 東北経済産業局 宮城県中小企業団体中央会 宮城労働局
(仙台市働く女性の活躍推進協議会 構成団体/五十音順)