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2015年度 参加企業の声  ホシザキ東北株式会社

究極の「ワーク・ライフ・バランス」実現に本気で取り組む

百井 健彦 氏
取締役営業部長

 当社が「ワーク・ライフ・バランス」の実現に向けて大きく動き出したのは、ホシザキグループ上場の約2年前。徹底的な企業体質改善が徐々に実を結びました。昨年4月、全国初「プラチナくるみん認定」取得の背景には、制度整備などによる男性の育休取得率増加があり、取得者の家族写真やコメントを添えたレポートの社員共有も好評です。年次有給取得率が3年連続70%台を達成し、近年は社員満足度調査の結果がグループ18社中、トップを占めるほどになりました。今後、丁寧に取り組むべき課題は、介護との両立についてです。2年前には全社員を対象として「仕事と介護の両立に係る研修」を実施。研修前後のアンケートで問題を吸い上げ、相談対応の継続、線の太い施策構築に努めています。

2020年までに係長職の10%を女性にする目標のもと、グループで取り組む「女性かがやきプロジェクト」。当社では推進委員主体で「女性活躍検討会」など分科会を組織し活動を推進。全社での積極的な取り組みが評価されて、今年5月、宮城県初の「えるぼし」2段階認定を取得しました。



※「えるぼし」…平成28年4月1日に全面施行された女性活躍推進法に基づき、一般事業主行動計画の策定及び策定した旨の届出を行った企業のうち、一定の基準を満たし、女性の活躍推進に関する状況等が優良な企業について、厚生労働大臣が認定(1~3段階)する制度。

仙台女性リーダー・トレーニング・
プログラム

受講者
M.Tさん(事務職)
リーダーとしての「軸」
率先垂範
受講しての成果
自分の強みを知り自分らしいリーダー像を描くことができました。また、研修内容をチームにフィードバックし、時間と効率を意識した働き方を目指して実践しています。リーダーとして、チームメンバーの声に耳を傾けビジョンを語れるようになりました。言葉だけでは部下は動かない、プレゼンスを大切に手本となれるよう、自ら率先して行動します。
受講者
M.Tさん(技術職)
リーダーとしての「軸」
挑戦
受講しての成果
私はこの研修を受ける前までは、リーダーのイメージが漠然としていました。しかし、ここであった同志の志の高さに感銘を受け、目からウロコが何枚も落ちました。多様化するリーダー像、働き方、考え方が受け止められるようになり、自分自身に足りないものが見えました。私は、会社のみならず社会にも貢献できるリーダーになります。

取材日2016年5月20日

問い合わせ

公益財団法人せんだい男女共同参画財団 エル・ソーラ仙台 管理事業課
電話番号:022-268-8044

【主催】仙台市・公益財団法人せんだい男女共同参画財団
【後援】一般社団法人仙台経済同友会 一般社団法人宮城県経営者協会 株式会社七十七銀行 
株式会社日本政策金融公庫仙台支店 仙台商工会議所 東北経済産業局 宮城県中小企業団体中央会 宮城労働局
(仙台市働く女性の活躍推進協議会 構成団体/五十音順)