当社は2008年の統合を機に女性活躍推進に力を入れ始めました。民間出身の経営トップが「女性の活用が組織を活性化させ業績を伸ばす」という強い信念のもとリーダーシップを発揮し、「女性活躍推進室」の設置や人事制度の整備など全社的な取り組みとなりました。

　2018年4月までに女性の管理職比率5％を目標に掲げて現在は、女性管理職候補として、企業の融資審査などを担う女性総合職の育成を強化しています。融資審査というと経営者との厳しい交渉があり「女性には難しい」と先入観をもたれがちですが、実際には女性が大いに活躍しています。同プログラムの参加により自ら考え提案する力を鍛えた職員がこの融資審査の現場でも一層輝き始めています。

　また、ワークライフ・マネジメントの実践として、男性の育児参画奨励はもちろんのこと、超過勤務は、明確な目標値を定めて徹底的な改善に努めています。「ノー残業デー週2日」の推進や、全職員対象の「職員意識調査」を毎年実施してPDCAに反映するなどの取り組みが評価され、今春「プラチナくるみん」認定を取得しました。