期間:11月20日(金)~23日(月・祝)
会場:仙台市男女共同参画推進センター エル・パーク仙台
エル・パーク仙台と、センターを拠点に活動する市民グループが「一歩前へ」をキーワードに発信します。報告最終回です。
11月22日(日)
“きもち”をつなぐカフェ
(企画実施:公益財団法人せんだい男女共同参画財団)
「“きもち”をつなぐバス~福島行」を振り返って
女子の暮らしの研究所の日塔さん、虷澤さん、林崎さんの3名と、恵(え)むの杜の阿部さんをゲストに迎え、開催。「“きもち”をつなぐバス~福島行」の参加者や地域で活動している女性たちと、お互いの現状や思いを共有することができました。「今後もこういうカフェに来たい」「福島と宮城、東北全体で復興していければ」という声が聞かれました。
楽つみ木ワークショップ
会場内に広がるひのきの匂いと、つみ木の音。参加者たちは、夢中になって、思い思いの作品を作り上げていました。最後はライトアップされ、幻想的な空間に。人生と重ねながら「何度失敗してもやり直しができる」と深い思索をする方も…。
こころると~く 夜ヨガ&夜カフェ
(企画実施:おとな女子3040PROJECT)
ヨガでゆったりからだを動かし、リラックス。からだにやさしいごはんをいただきました。“おとな女子”たちは、「自分の内面を見つめる時間が持てた」「よく眠れそう」、と満足顔。からだと心に向き合える時間となりました。
11月23日(月・祝)
吉岡しげ美 あなたへ届ける「こころ」のコンサート
(企画実施:特定非営利活動法人イコールネット仙台)
優しいピアノの引き語りと、それに呼応する二胡の調べ。二つが織りなす素敵なハーモニーが会場全体を包みました。アンコールでは、「もみじ」と「翼をください」を全員で合唱。観客一人ひとりの心にそっと寄り添う、癒しのひとときでした。
Anego Girls presents “多様な性について考える” Cooking&Tea party
(企画実施:Anego)
パンケーキのトッピングは、レズビアンやゲイ、トランスジェンダーといった言葉を、参加者のインスピレーションで自由に表現したもの。わたしたちの性は多様であることを表しているようにみえました。
私たちは平和を手離さない 語り継ごう戦争を―戦後70年企画―
(企画実施:婦人民主クラブ)
戦争の語り部は高齢化し、事実と記憶が風化しつつあるいま。戦争を体験した3名の話者から語られる、未だ鮮明で生々しい記憶と、「私たちは平和を手離さない」という言葉は、参加者の心をしっかりと捉えていました。
トークカフェ×男女共同参画
本音トーク「私たちの生き方」子育てを通して考える
(企画実施:ジェンダーセブン)
「子育てが始まる早い段階から自分のビジョンを持つべき」「専業主婦でも、自分の能力を活かしたい」など、本音が飛び交い、大盛り上がり。これからの生き方のヒントになるのでは。
人形劇「3台のスマホ」
(企画実施:特定非営利活動法人せんだい杜の子ども劇場 人形劇サークル『ちょこタイム』)
子どもたち自身でシナリオを考え、楽しみながらつくった人形劇「3台のスマホ」。かわいく、生き生きと、ユーモアいっぱいに演じる姿に、会場にはたくさんの笑顔があふれていました。
被災地発 女性たちの手仕事マーケット
フォーラム最終日の手仕事マーケットも、一品一品に作り手の方のこだわりが感じられるものばかり!中には、お客さんが絶えない人気商品も。
【出店団体】
手づくり工房さなえ
海の手山の手ネットワーク
仙台市沿岸 編み会・縫い会 福田町南公園仮設住宅 編み会
展示“グループの思いを発信!”
震災を乗り越え、さらに「一歩前へ!」と発信し続ける市民グループの思いがつまった展示を、イベントの合間に足を止めて眺める方もいました。